Vol.2 Watches and Wonders Geneva 2025(2)
Vol.2 Watches and Wonders Geneva 2025(2)

Vol.2 Watches and Wonders Geneva 2025(2)

Vol.2 Watches and Wonders Geneva 2025(2)

こんにちは!
いつもお世話になっております!
初めましての方はいらっしゃいませ!
岩田屋時計サロン店長の中内と申します。

さあ、前回の記事からの続きですが、到着日の翌日(4月2日)より3日間、会場を(走り)回ります!

(走り)回る前に…
私がジュネーブに出張させていただくようになり、今年で3年目となります。
以前は『バーゼル・ワールド』に出張させていただいておりましたが、コロナ禍を経て現在は『ウォッチズ&ワンダーズ(以下 W&W)』に訪問させていただくようになりました。

ご存知の方も多いかと思いますが、『バーゼル・ワールド』はスイス高級時計の代表的なイベントでした。
歴史も古く、初めての訪問時にはまさか自分が訪れることができるとは…、と感動すら覚えた記憶が懐かしいです。
会場にある売店でビッグサイズのホットドッグを買って昼飯にする。毎年の恒例行事にもなっていたものです。

それに対し<リシュモン グループ>主導のW&Wは、1991年~2019年までジュネーブサロン(SIHH)という名称で開催されており、2020年からは展開ブランドの追加などにより現在の名称に変更になりました。
『バーゼル・ワールド』では乏しかった(と評されている)高級感とホスピタリティを備えたイベント『W&W』は、私たち小売店への配慮も行き届いており、会場内でのドリンクやフードは基本無料、会場までのシャトルバス運行やハイヤーの手配、今回はホ
テルの手配(!)まで、『バーゼル・ワールド』では体験できなかったような“至れり尽くせり”が味わえています。

そんな『W&W』の会場は今年も華やかに作りこまれており、昨年よりも出店数が増えたりしたことで、配置も微妙に変更されておりました。特に印象に残ったのは<LVMHグループ>の<ブルガリ><ウブロ><タグ・ホイヤー>のブース!
しつこいようですが、『バーゼル・ワールド』を経験した関係者は、そのブースの配置に懐かしさを感じたのではないでしょうか。

晩年の『バーゼル・ワールド』は、エントランスを抜けると<LVMHグループ>のブースが軒を連ね、その先にあるのは左手に<ロレックス>、右手に<パテック・フィリップ>という配置でした。今年の<W&W>の配置はまさに…!!
『バーゼル・ワールド』ではその先に<オメガ>という配置だったのですが、『W&W』では<シャネル>がブースを構えており、いずれもブランドの大きさを感じる造作になっています。

で、本来はここで新作などのお話になるかと思いますが、会場入りの3日間は各ブランド様との商談で駆けずり回り、岩田屋時計サロンで取り扱うブランド以外の情報がほとんど入っておりません。

なぜ、駆けずり回るのか!?それは『バーゼル・ワールド』の消滅により、前述の通り『W&W』に時計ブランドが集まった為、『W&W』の『バーゼル・ワールド』化が進んだ為だと考えています。そりゃあ各ブランド様、「うちの新作を見に来てよ」と
お誘いくださるわけで、お断りする訳にはまいりません。で、出来る限りのブランド様との商談を入れてしまった結果、あちらこちらを走り回る結果に…お誘いいただきましたブランドの皆様、ありがとうございます。
きっと、各ブランド様は素晴らしい新作を発表されているかと思われるのですが、私の狭い視野では全てをカバーすることができませんでした。申し訳ございません…。

そんな中、個人的には<パネライ>が発表したスペックアップモデル「PAM03312 ルミノールマリーナ」や、1931年のレベルソを彷彿とさせる「Q398847J レベルソ・トリビュート・デュオ・スモールセコンド」、グランドセイコーの獅子をイメージした「 SLGC009 テンタグラフ」などのデザイン性と使い心地の良さに惹かれました。
新作の細かな詳細はオフィシャルサイトや各専門メディア様の情報が美しい画像と共に提供されているかと存じますので、そちらをご覧いただき、気になったモデルがございましたら、ぜひ岩田屋時計サロンまでお問い合わせください。

会場の様子は、いつまでたってもインスタ初心者の私が拙い画像をあげております。ぜひそちらをご覧いただければと存じます。
私共、岩田屋時計サロンのスイス出張は常にシンプルな往復の弾丸出張なので、あまりスイスのグルメや観光などに触れることはありませんが、皆様が行かれる際には『W&W』を半日、それ以外はジュネーブやスイスの山々などに立ち寄られることをお
ススメいたします。

稚拙な文章にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。